Australia Athlete Support
Our Story
AASについて
-代表 大谷敦からのメッセージ-
私は1991年にオーストラリアに移住してシドニーに住みはじめました。夢は日本の若いテニスプレーヤーが、テニスの歴史が長くレベルも高いオーストラリアで技術を磨くテニスアカデミーを作ることでした。先ずはその足掛かりとして、シドニーに住む日本人の方達にテニスを教えるビジネスからスタートし、同時にブリスベーン郊外のCoops(クープス)というテニスアカデミーで年に2回テニスツアー(日本の春休み、夏休みに合わせて2週間の短期テニス留学)を主催したり、Coopsへ長期のテニス留学をアレンジするということも行いました。
シドニーでのテニススクールはすぐに軌道に乗り、順調にあっという間に10年が過ぎました。その間3人の子どもも生まれました。そして2001年にシドニーのスクールを日本人コーチに譲ってアデレードに移ることになりました。アデレードにはピータースミスがいました。ピーターはレイトン•ヒューイットを始め多くの優れた選手を育てあげた世界的に有名なコーチですが、彼が私の夢に賛同してくれたのです。私はピーターと一緒に、日本からのテニス留学生が本格的にテニスに打ち込めるアカデミーを始めました。当初は高校卒業後や大学を休学して、またテニスコーチの方たちがフルタイムで留学するケースが多かったのですが、オーストラリアのハイスクールで学びながらテニスも学ぶことを希望する生徒が徐々に増え始め、ハイスクールプログラムは人気のプログラムに成長しました。
オーストラリアに移住した1991年から今日まで、数多くの日本からの留学生のお世話をさせていただいて来ましたが、皆さん留学を終えた後はそれぞれの道へ進んで活躍されています。最近は、元生徒のお子さんや生徒さんたちがアデレードに留学しに来ることもあり時代の移り変わりも感じています。
アデレードでの生活も早いもので20年が経過しました。
アデレードに長く住んでみて感じることは、スポーツのコミュニティが素晴らしいということです。私の3人の子ども達も色々なスポーツを経験し、私もランニングやトライアスロンもしていますが、スポーツを通して多くの友達が出来ました。オーストラリアでは年代を超えた繋がりに加え、移民の国ならではのこととして様々なバックグラウンドを持った方達と知り合うことができます。オーストラリアではいながらにして世界と触れ合い、世界を知ることができます。若いうちに海外で生活をして英語を学ぶだけでなく、異文化や多様性を学ぶことは本当に大事なことであり、将来への大きな糧になると思います。
これまで30年にわたって日本からのテニス留学生をサポートしてきた経験を生かして、他の様々なスポーツにも関連したオーストラリア留学のお手伝いをさせていただくため、今回AASを新たにスタートすることにしました。それぞれのスポーツのことはもちろん、学校や日々の生活面でのサポートも経験豊富な現地日本人スタッフが対応しますので、安心して有意義な留学生活が過ごしていただくことができます。
AASはどんなレベルの方でも参加できるプログラムのアレンジが可能です。オーストラリアへの留学をきっかけに新しいスポーツを始めたい、日本でやっていたスポーツを継続して続けたい、スポーツ奨学金をもらってハイスクール卒業後はアメリカの大学に進みたい、プロを目指したいなど、AASはどんなご希望も全力でサポートします。